消防団は市町村の非常備の消防機関であり、その構成員である消防団員は他の本業を持ちながら、権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員として、「自らの地域は自ら守る」という精神に基づき、消防防災活動を行っています。

  • 消火活動

    火災が起こった際は、自宅や職場から現場へ駆けつけて消火活動を行います。消防隊員よりも先に現場に到着することもあるため、初期消火や消防隊員の後方支援など、その場に応じて消火活動に努めます。

  • 救助活動

    消防団の活動は火災現場だけではありません。地震や風水害などの自然災害が発生した場合は、的確かつ迅速に救助資機材を活用して救助・救出を行います。

  • 防火指導/啓発活動/
    高齢者訪問

    各家庭に訪問し、防火指導や防火設備の点検など啓蒙活動を行っています。高齢者のお宅へ様子を見に行き、変わった様子がないかを確認したり、実際の災害時に援護が必要な方を把握したりと、その役割は非常に重要です。

  • 応急手当の普及活動

    地域の皆さんに応急手当やAEDの使い方などを指導する講習会などを行っています。ケガをした時の包帯の巻き方、急な疾病で倒れた人への対応等、素早く対応できる知識や技術を指導します。

  • 広報活動

    出初式での表彰伝達、火災予防運動や歳末特別警戒ではマイクを片手に巡回したりといった広報活動も重要な消防団活動のひとつです。広報活動を通じて、地域の防災意識の向上を目指しています。

  • Q学業や仕事との両立はできるの?

    多くの方々が消防団活動に参加しやすい環境を作るため「機能別団員・機能別分団」制度を導入しています。
    職務上の都合やその他の理由で全ての災害・訓練等に参加出来ない方などが、入団時に特定の活動や役割の範囲を定めたうえで消防団に入団していただくという制度です。

  • Q活動報酬などは?

    多くの市町村で年額報酬(数万円程度)や災害活動または訓練等に出動した際の出動手当(1回あたり数千円程度)などが支給されます。

  • Q仕事が忙しいのですが、消防団に入団できますか?

    消防庁では多くの方々が消防団活動に参加しやすい環境を作るため「機能別団員・機能別分団」制度を導入し、消防団組織や制度の多様化を図っています。
    職務上の都合やその他の理由で全ての災害・訓練等に参加出来ない方などが、入団時に特定の活動や役割の範囲を定めたうえで消防団に入団していただくという制度です。

  • Q大学生も消防団に入団できますか?

    市町村の条例に定められた年齢に応じて入団できます。
    大学生等が消防団活動に参加して消防や地域防災に関心を持つことは、卒業後の社会生活を送る上で役に立つ知識、技術等を身につけられますし、将来の地域防災の担い手となることが期待されます。

  • Q女性も消防団に入団できますか?

    女性消防団員は全国で増加傾向であり、今後ますます必要とされる存在です。
    一人暮らしの高齢者宅への防火訪問や応急手当の普及指導、マーチングバンド等による広報活動など多岐にわたって活躍しています。

  • Q訓練頻度は?

    月に2回程度、平日の夜や土曜日・日曜日を中心に礼式やポンプ操法などの訓練があります。 出初式や秋季点検といった行事の前には、こうした訓練の頻度が上がり繁忙期となります。

  • 「もしもの時のヒーローに」

    私は地元の消防団の方々と一緒にローカルヒーロー、『消防戦隊キコレンジャー』として火災予防啓発ステージショーや消防団員の 募集を呼び掛けています。消防団は、大規模災害をはじめとして、地域の安全確保のために大きな役割を果たしています。あなたも、消防団として、もしもの時のヒーローになってみませんか?

  • 「消防団で身に着けたスキル」

    消防団活動の中では、ポンプの操作方法などいろんなことを学ぶことができます。
    これらの消防団で身に着けたスキルは必ずどこかで役立つと思います。
    また、消防団として自分の好きな地元のために、地域に貢献できることにやりがいを感じます。

入団資格の確認

入団資格は、市町村ごとに条例で定められていますが、一般的に18歳以上で、その市町村に居住(または勤務・通学)している人なら男性でも女性でも入団できます。

地域を守るヒーローに!

全国で、今日も地域の安全を消防団が守っています。
消防団は誰にでも参加できる活動です。会社員の方、自営業の方、主婦の方など、いろいろな方が参加しています。

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